ラインはスピニング用とベイト用で分けるべきです。
唐突にこんなことを書くと意味不明かもしれませんね。あまり語られない要素ですので。
考えてみてください。糸がリールに巻かれる状態はどうなっていますか?
リールに新品の糸を巻くときを想像してみてください。
ベイトリールは直線的に巻かれていきます。糸がリールに入ってくる方向に対して、90度の軸を持つ回転軸に巻かれていくイメージ。直感的に、この状態が糸にとって優しい感じがしますね。
反面、スピニングリールではどうでしょう。糸がリールに向かって入ってくる時、まず糸の進入方向に対して90度の軸を持つラインローラ―で糸の方向が約90度変わります。その後、ラインローラ―を通過した糸は、それと90度の角度を持つ軸(スプール)に「巻き付けられる」状態です。
ただし、ここにもう一つの要素が入ります。ラインローラ―はスプールの周りを回転していきます。その時に糸はどうなっていますか?そうですね。ねじられて、撚りが入っていく状態。
上の状況を考えた時、糸が受けるストレスが全く異なることが分かります。理想的にはそれぞれのリール向けに糸にはそれなりの機能があるべきというのもわかりますよね。
特にスピニングリールのための糸には、ねじりや曲げに対して高い耐性が期待されます。強くねじられた後、それが何度も繰り返されても糸としての特性をいかに維持するかが大切です。
そんな糸があるのか?
あります。このブログはハイテナ糸のブログですね(笑)
同じスーパニクス素材で、80メートル巻きのバス用、そして75メートル巻きのトラウト用で分けてある理由の一つはここにあります。
トラウト用の75メートル巻きのスーパニクスはスピニングに特化したライン。製造の過程で特殊な工程を経ることで曲げやねじりに対していわば「従順な」特性になるようにしています。バス用との価格の差はここにあります。
これは単なる「しなやかさ」とは別次元の話です。まずはぜひお手に取っていただきお試しください。


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